1957年の創業以来、紙皿一筋で事業を続けてきた三和紙工が、新しい視点で開発した3種類の紙皿を発売します。

そのうち2つ「スイトレー」と「スイボウル」は、揚げ物の余分な油を吸収することに着目した商品です。吸水・吸油性のある原紙に裏面をPPフィルム加工することで、吸収した油や水分がテーブルに染み出しにくい仕組み。浅型の「スイトレー」はとんかつやコロッケなど、そのまま切って食べる揚げ物向きで、トレーの上で包丁が使える設計です。深型の「スイボウル」は唐揚げや天ぷらなど、盛り付けやすい形状になっています。どちらも「揚げ物は食べたいけど、油で汚れた皿を洗うのが面倒」という日常の小さな不便から生まれたそう。実際に試した社内スタッフからのアイデアも反映されています。

もう一つの「なんちゃって皿」は、全く異なるアプローチの商品。皿に印刷された絵柄に、のせた料理やスイーツが組み合わさって完成する遊び心のある設計です。「プリンアラモード」「ケーキ」「揚げ物」「刺身」の4種類があり、市販のプリンや唐揚げ、ケーキなどをのせるだけで、食卓に会話や笑いが生まれる仕掛けになっています。商品化前にSNSでデザイン案を募集した際、動画は10万回以上再生され、大きな反応を得たといいます。