雑貨のWEBショップを見ています。特に欲しいものはありません。必要なものもありません。買う予定も、ありません。なのに見ています。しかも結構長い。

これ、買い物なんでしょうか。

たぶん違います。でも楽しいんですよね。

「ちょっと見るだけ」は、本当にちょっとでは終わらない

きっかけは大したことではありません。SNSで見かけたマグが気になった。メールで新商品のお知らせが来た。以前見たブランドを思い出した。それでWEBショップを開く。

最初の商品を見る。ふむふむ。次を見る。かわいい。その下の「おすすめ」も見る。あ、これもいい。

気づくと、最初に何を見に来たのか分からなくなっています。でも大丈夫です。最初からそんなに目的はありません。

実店舗のウィンドウショッピングと、かなり似ている

街を歩いていて、雑貨屋さんがあったら入ります。何かを買うためではありません。とりあえず入る。棚を見る。器を見る。ハンカチを見る。「これかわいい」と言う。そして何も買わずに出る。普通です。

WEBショップも同じなんですよね。違うのは、

閉店時間がないこと。

夜11時でも見られます。パジャマでも大丈夫です。雨も関係ありません。しかも誰にも、「何かお探しですか?」と聞かれません。かなり自由です。

新着ページは、雑貨好きにとってちょっとしたニュース

WEBショップを開いたら、まず「NEW」を押します。特に理由はありません。新しいからです。

昨日までなかったものが並んでいる。それだけで少し見たくなります。新しいマグ。新しい色の時計。秋っぽいクッション。なぜ作ったのか分からない小さな置物。一個ずつ見ます。

ニュースサイトで世の中の出来事を見るのとは、もちろん全然違います。でも私にとっては、

「こんなの出たんだ」も結構ちゃんとしたニュースです。

「これいいな」で終わってもいい

WEBショップを見ていると、どうしても最後は購入しなくてはいけないような気になります。商品ページ。カラー選択。数量。カートに入れる。全部、買う方向へ案内してきます。当然です。ショップなので。

でも、途中で止まってもいい。「これいいな」と思って、ページを閉じる。それで終わり。

いいものを見つけたからといって、全部自分の家へ連れて帰らなくてもいいんですよね。

むしろ、買わないから気軽に見られる

本当に買うとなると、急に現実的になります。サイズは?置く場所は?似たもの持ってない?送料は?必要?ここから少し真面目です。

でも買わない前提なら、かなり自由。巨大な花瓶。置くところない。でも好き。派手な黄色のチェア。今の部屋には全然合わない。でもかわいい。ガラスのオブジェ。用途はよく分からない。でも欲しい……いや、見るだけ。

現実を考えなくていい雑貨を見る時間は、結構楽しいです。

商品写真だけでも、かなり楽しめる

雑貨のWEBショップって、写真を見るのも楽しいんですよね。白い背景に商品だけ。それも分かりやすい。

でも好きなのは、実際の部屋に置いてある写真です。このランプは、こんな棚に置くのか。この器には、こういう料理が合うのか。このブランケットは、この色のソファと合わせるのか。

商品を見ているはずなのに、いつの間にか部屋全体を見ています。そして、

その部屋に住んでいる人の休日まで勝手に想像しています。

かなり自由です。

お気に入りボタンは、“買う”より少し軽い

買わない。でも、ちょっと好き。そんなときに便利なのがお気に入りです。ハートを押す。終わり。

お金はかかりません。家のものも増えません。でも、ちょっと満足します。

あとで一覧を見ると、「これまだ好き」とか。「なんでこれ入れたんだろう」とか。また楽しめます。

お気に入りは、雑貨を買わずに集められる小さな棚みたいなものです。

買わないからこそ、普段なら見ないものまで見る

自分が本当に買うものだけ見ていたら、かなり範囲が狭くなります。食器。収納。必要なもの。

でも見るだけなら、キャンドルホルダーも見る。海外の妙なオブジェも見る。自分では絶対使わない派手なテーブルクロスも見る。子ども用のかわいいフックまで見る。買わないので自由です。

すると、「こういうのも好きなんだ」と、自分でも少し意外なものが出てきます。これもWEBショップを見る楽しさです。

たまに、本当に欲しくなるものが残る

もちろん、ただ見ていたはずなのに、数日経っても気になるものがあります。あのマグ。まだ好き。一週間後。まだ好き。もう一度商品ページを見る。やっぱりいい。

こういうときは、少しだけ購入に近づきます。

その場の勢いではなく、何日か経っても残った「好き」。

WEBウィンドウショッピングをしていると、そういうものも見つかります。

欲しいものがない日にも、見る

今日は買うものがない。むしろ、最近雑貨を買ったばかり。だから買わない。それでもWEBショップは見ます。

新しいものを見る。色違いを見る。知らないブランドを見る。「これ誰かにあげたいな」と思う。気になったものをお気に入りへ入れる。そして閉じる。

何も買っていません。でも結構楽しかった。

雑貨を見る楽しさと、雑貨を買う楽しさは、別々にあっていいんだと思います。

雑貨屋さんは、買わない日にも行っていい

実店舗の雑貨屋さんだって、入ったから必ず買うわけではありません。今日は見るだけ。新しいものを見つける。かわいいものを見る。「次来たらまだあるかな」と思いながら帰る。それも立派な楽しみです。

WEBショップも同じ。「買うものがないから開かない」ではなく、

雑貨屋さんをちょっと覗くくらいの気分で開けばいい。

見るだけ。お気に入りに一個。そのくらい。

今夜も、何も買わない予定です

夜。少し時間がある。何か動画を見るほどでもない。そこで雑貨のWEBショップを開く。

新着を見る。マグを見る。色違いを見る。知らないブランドを押してみる。「あ、これいいな」と思う。お気に入り。次。

たぶん今日は買いません。本当に。ただ、

「これいいな」と思えるものを何個か見つけられたら、それだけで結構いい夜です。

まあ、カートに一個くらい入る可能性はありますけど。入れるだけです。今のところは。