家の中には、毎日使っているのに、ほとんど意識していないものがたくさんあります。タオル。ハサミ。スリッパ。キッチンクロス。仕事中に使うペン。飲みものを入れるタンブラー。
どれも、なくなったら困る。でも買うときは、「まあ、これでいいか」と選びがちです。私もそうでした。
ところが、こういうものをひとつだけ「これが好き」に替えてみると、思っていた以上にうれしい。
毎朝タオルを使うたび。郵便物をハサミで開けるたび。家の中を歩くたび。一回の満足は小さいけれど、使う回数がものすごく多い。
今回は、特別な日のためではなく、明日から普通に使いたいものを集めました。
パーフェクションブラスボールペンいつものメモを、少しだけいいペンで
ボールペンは、たぶん家に何本もあります。どこかでもらったもの。コンビニで急いで買ったもの。なぜか引き出しの奥から出てきたもの。ちゃんと書けます。だから、本当はそれで困りません。
でも一本くらい、「これで書きたい」と思えるペンがあってもいい。
Pencoの「パーフェクションブラスボールペン」は、2026年にリニューアルされた真鍮製のボールペン。携帯するときは約9.3cmという小さなサイズですが、キャップを後ろへ付けると書きやすい長さになります。
そして今年のリニューアルでは、ボディからクリップまでオールゴールドに。かなりきれいです。でもピカピカのアクセサリーというより、真鍮の少し道具っぽい存在感があります。
私は、スーパーの買い物メモでもこれを使いたい。会議のメモでもいい。宅配便の伝票でもいい。
書く内容はいつも通りなのに、手に持っているものだけ少し好き。そのくらいが日用品にはちょうどいいと思います。
真鍮削り出しの39gという重量感と、コンパクトなバレット型の形が特徴。使い捨てではなく、替芯を交換しながら長く使えるところも、「毎日使う一本」として選びやすいポイントです。
とにかく軽いペンが好きな人には少し重く感じるかもしれません。
逆に、筆記具に少し重さがあるほうが好きな人や、バッグにいつも一本だけお気に入りを入れておきたい人にはぴったり。「高級筆記具」ではなく、普通の日にどんどん使える、少しいいペンとして選びたい一本です。

デスク周りで毎日手にする筆記具だからこそ、素材感と使い心地にこだわったアイテムを選びたい。真鍮素材の温かみと経年変化が味わえるペンです。
TO GO TUMBLER 360ml プラグ付飲みものを入れる器は、一日に何度も見る
タンブラーって、一日にかなり長い時間そばにあります。朝、コーヒーを入れる。仕事机に置く。午後になったら、また手に取る。場合によっては家まで持って帰る。
だったら、性能だけではなく、見た目や触り心地まで好きなものを選んでもいい。
KINTOの「TO GO TUMBLER」は、そのバランスがとてもきれいです。ステンレス製の真空二重構造。透明な蓋には、回転式のプラグ。飲むときはくるっと開けるだけ。
そして蓋を外したときも、飲み口に大きなネジ山が出ません。
私はこの、「便利だけど、便利そうに見えすぎない」ところが好きです。

毎日持ち歩くからこそ、デザインと機能のバランスが大切。このタンブラーはシンプルで飽きのこないフォルムながら、密閉性も備わっており、日々の相棒として長く愛用できる一品です。
360mlなら、コーヒーにもお茶にも使いやすい。デスクに置いたときも大きすぎません。名入れにも対応しています。
保温保冷ができるステンレス製ながら、マットな質感と落ち着いた色で、いかにもアウトドア用品という感じがありません。
蓋を付けても外しても飲みやすいので、家・オフィス・移動中と使う場所を選びにくいのも魅力です。
コーヒーを一杯持ち歩く程度なら240ml。仕事中に少しずつ飲みたいなら360ml。アイスドリンクをたっぷり入れたいなら480ml。
「何ml入るか」だけではなく、普段どこで飲んでいる時間が一番長いかで選ぶと、毎日使いやすくなります。
ふっくらパイルフェイスタオル(柄)タオルは、白じゃなくてもいい
タオル売り場へ行くと、つい白を選びます。清潔感がある。合わせやすい。間違いない。
でも毎朝、顔を洗ったあとに最初に触るものだから、少し柄があってもいいんですよね。
無印良品の「ふっくらパイルフェイスタオル(柄)」には、ストライプやチェックなど、日常に入れやすい柄があります。2026年秋にはチャコールのマルチストライプも新しく登場。
落ち着いた色なので派手ではないけれど、無地とはちゃんと違う。洗面所に掛かっているだけで、少しだけ景色が変わります。
繊維長の長い綿を2本使いにして、ふっくら織り上げたタイプ。サイズは34×85cm。
タオルくらいなら、インテリアに合わせるより「この柄好き」で選んでもいい。私はそう思っています。
厚すぎず薄すぎないパイルタオルで、やわらかな肌触り。毎日使うフェイスタオルとして扱いやすいサイズです。
家中のタオルを全部同じ色にする必要はありません。洗面所はストライプ。キッチンは無地。トイレは少し濃い色。場所によって柄を変えると、取り違えも減ります。
毎日洗うものなので、最後は見た目だけではなく、厚みや乾きやすさとのバランスで選びたいところです。
DURA-SOLE SLIPPERS WOMEN CURLY家の中で一番長く履く靴かもしれない
外へ出る靴は、かなり悩んで選びます。色。形。履き心地。服との合わせ方。ところが家の中のスリッパになると、「まあ、これで」になりがちです。
でも休日なら、外靴よりスリッパを履いている時間のほうが長い日もあります。だったら、もう少しちゃんと選んでいい。
DULTONの新作「DURA-SOLE SLIPPERS WOMEN CURLY」は、少し表情のある素材と、ブルーやテラコッタなどの色が楽しい室内履き。DULTONでは「通気性に優れた爽やかな履き心地」として展開されています。
私ならブルー。家具やラグを青にするのは勇気がいりますが、スリッパなら簡単です。
床を歩くたび、自分の足元に好きな色がある。これ、意外とうれしいと思います。
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スリッパとしては少し存在感のある色と素材感が特徴。グレーやライトグレーなど落ち着いたカラーもあるので、部屋の雰囲気に合わせて選べます。
スリッパは見た目以上に、足との相性が大事です。脱ぎ履きしやすさ、底の硬さ、季節との相性を確認したうえで、最後に好きな色を選ぶ。
毎日見るものだから、「部屋になじむ色」より「履きたくなる色」を選んでみてもいいと思います。
KITCHEN CLOTH STRIPY食器を拭くだけの布に、好きな色を
キッチンクロス。ものすごく地味な存在です。濡れた食器を拭く。ちょっと手を拭く。洗ったら干す。以上。
でもキッチンにいると、かなり目に入ります。だから私は、キッチンクロスはちょっと派手なくらいでもいいと思っています。
DULTONの「KITCHEN CLOTH STRIPY」は、オレンジ×ベージュやイエロー×ブルーなど、色合わせが楽しい新作。
価格も手頃なので、一枚だけ選ぶというより、「今日はこっち」と何枚か揃えたくなるタイプです。
DULTONの商品説明にも、「何枚でも選んで揃えたいキッチンクロス」とあります。まさにそれ。
料理をする場所に、好きな色を置く一番簡単な方法かもしれません。
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家具や食器を買い替えなくても、キッチンへ色を足せる小さなファブリック。毎日洗う消耗品に近いものだからこそ、色柄を気軽に変えられます。
白や木を中心にしたキッチンなら、イエロー×ブルーやオレンジ×ベージュのような色ものを。食器や調理家電に色が多い場合は、少し落ち着いたストライプを選ぶとまとまりやすくなります。
一枚だけ完璧なものを探すより、数枚をローテーションする前提で選ぶほうが楽しい日用品です。
ステンレスシザーズ Sハサミも、出しっぱなしにできるものを
ハサミって、必要なときに限って見つかりません。引き出し。ペン立て。キッチン。昨日使った場所。探します。
だったら最初から、目に見えるところへ置いておきたい。
Pencoの「ステンレスシザーズ S」は、2026年時点で形状とカラーがリニューアルされた小ぶりなハサミ。グレー、アイボリー、レッド、ネイビー、グリーン。
ハンドルにはPVCコーティングが施されていて、見た目は少しインダストリアルです。専用ケースも付いています。
私はアイボリーかグリーンをデスクに置きたい。郵便物を開ける。タグを切る。ちょっとした工作をする。
使う回数は多くないのに、必要になるたびちゃんと手に取る。そういう道具こそ、気に入ったものを選ぶ意味があります。

毎日のちょっとした切りものに使い込むハサミだからこそ、手に馴染むシンプルなデザインと確かな切り味のものを選びたい。ステンレス製の丈夫さが、長く相棒でいてくれる安心感を与えてくれます。
ステンレスのクラシックな見た目と、握りやすいコーティング付きハンドルの組み合わせ。Sサイズは持ち歩きにも使いやすく、ケース付きなのでバッグや道具箱へ入れるときも安心です。
郵便物や小さな紙もの中心ならS。デスクで紙や梱包材を頻繁に切るならL。
ハサミはサイズで使いやすさがかなり変わるので、見た目だけではなく「普段何を切っているか」から選ぶのがおすすめです。
キャリータイト タープ2WAYウォレット財布も“きれいに持つ”だけじゃなくていい
毎日持つものの代表といえば、財布。レザー。黒。ブラウン。長く使えるもの。それもいい。
でも2026年にリニューアルされたPencoの「Carry-Tite」シリーズを見ると、財布ももっと気軽でいいなと思います。
素材は、テントなどにも使われるターポリン。水や汚れに強く、二つ折りにも三つ折りにもできます。
そして色がいい。グレー、ブラックだけではなく、ピンク。イエロー。ブルー。ライトグリーン。財布というより、ちょっとした道具袋みたいです。
私はライトグリーンが気になります。
毎日バッグから取り出すものなら、見つけた瞬間ちょっと嬉しい色でもいい。そんな財布です。
![[Penco] ペンコ キャリータイト タープ 2WAYウォレット (ライトグリーン)](https://m.media-amazon.com/images/I/311WE8yF3QL._SL500_.jpg)
毎日手にする財布だからこそ、素材感や使い勝手にこだわりたい。2WAY仕様で、気分や場面に合わせて使い分けられるのが、長く愛用できるポイント。
一般的な財布とは違い、面ファスナーとターポリンを使ったかなりカジュアルなつくり。財布以外の小物ポーチとしても使える柔軟さがあります。
カードをきっちり整理したい人や、革財布の経年変化を楽しみたい人とは方向性が違います。
現金をあまり持ち歩かない。休日は小さいバッグが多い。アウトドアでも使いたい。そんな人には、この気軽さが合います。財布だから無難な色、と決めずに、ここは思い切って好きな色を選びたいところです。
毎日使うものは、小さな“お気に入り”になりやすい
お気に入りの雑貨というと、きれいな花瓶。ちょっと高い器。かわいいオブジェ。そんなものを想像します。
でも実際には、毎朝使うタオルのほうが、花瓶よりずっと触っています。ボールペンも。スリッパも。タンブラーも。キッチンクロスも。一日に何度も手に取る。
だから、「まあ、これでいい」を、「これがいい」に一個ずつ変えていく。それだけで、暮らしの中に好きなものが少しずつ増えていきます。
全部を一度に替える必要はありません。
次にタオルを買い替えるとき。
ハサミをなくしたとき。
タンブラーが古くなったとき。
そのときに、いつもより一分だけ長く選んでみる。色を見る。触り心地を見る。家に置いてあるところを想像する。
そして、
と思ったものを選ぶ。雑貨を楽しむって、特別なものを増やすことだけではないのだと思います。
いつものものを、ほんの少し好きなものにしていく。その積み重ねのほうが、案外長くうれしいのかもしれません。
