洗面台って、家の中でもかなり現実的な場所です。歯ブラシ。歯磨き粉。ハンドソープ。化粧水。綿棒。そして、なぜかいつも一本だけ転がっているヘアゴム。生活感のオールスターが集まっています。
でも、朝起きて最初に立つ場所でもあり、寝る前に最後に立つ場所でもある。そう考えると、全部を隠してしまうより、
最近の洗面まわりを見ていると、白一色でホテルのように整えるだけではなく、グレージュや粘土色のようなニュートラルカラーに、透明なガラスや少し強い色、クロームの光沢を混ぜるものが目につきます。IKEAも現在のバスルーム提案で、クレイカラーやオーツ麦色、グレーベージュを取り入れたミニマルなスタイルを打ち出しています。
今回は「全部収納しましょう」という話ではありません。洗面台に置いてあると、朝ちょっと嬉しい。夜にもう一度見ても、やっぱりかわいい。そんなものを集めました。
プリズム ディスペンサー クリアハンドソープまで、ちょっと光らせる
まずは、毎日必ず触るものから。Francfrancの「プリズム ディスペンサー クリア」です。
透明なガラス製で、高さは約18cm。中に入れるハンドソープまで見えるので、白い洗面台に置くとかなり軽やかです。
私は洗面所に透明なものがひとつあるのが好きです。陶器やタオル、化粧品のボトルなど、洗面台にはどうしても「面」のあるものが増えます。そこへガラスがひとつ入ると、急に抜けができる。
ハンドソープという完全な日用品なのに、ちょっとアクセサリーみたいに見えるところがいい。
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お気に入りの色のソープを入れて、その色ごと楽しむのもありです。ちなみに浴室ではなく、洗面台やキッチンでの使用が推奨されています。
4 HOLES TOOTHBRUSH HOLDER MIRROR FINISH歯ブラシ立てを、あえてピカピカに
歯ブラシ立てというと、白い陶器か、透明なプラスチック。もちろん使いやすいのですが、DULTONのこれは全然違います。
鏡面仕上げのステンレス。かなりピカピカです。高さ12cm、直径7cmの小さな円筒形で、上には歯ブラシを差せる穴が4つ。それだけ。
形はとても単純なのに、素材が変わるだけで急に存在感が出ます。
私は最近、全部をベージュやグレーにそろえた場所へ、こういう金属の光沢をひとつだけ入れるのが気になります。
鏡。水栓。そして歯ブラシスタンド。少しだけ光るものが繰り返されると、洗面台がすっきり見える。何より、歯ブラシを戻すだけなのに、ちょっと気分がいい。
アクリル小物容器 スリム綿棒まで、ちゃんと見えるところへ
洗面台で、意外と困るもの。綿棒。デンタルフロス。小さなコットン。買ったときの袋に入れたままでも使えます。でも、その袋って妙に生活感があるんですよね。
無印良品の「アクリル小物容器 スリム」は、中身が見える透明な小物入れ。特別な仕掛けはありません。本当に透明です。
でも綿棒を入れる。それだけで少し整う。
「隠す」ではなく、「見えていても気にならない状態にする」。私は洗面台については、このくらいの収納が好きです。
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毎日使うものを全部棚の中へしまうと、今度は出すのが面倒。透明なら残量も分かります。
かなり地味ですが、こういうものほど一度置くと長く使います。
シェル アクセサリートレイ クリア外したピアスには、ちゃんと居場所を
夜、洗面台でピアスを外す。指輪を外す。とりあえず端に置く。翌朝、「どこだっけ」となる。何度もやっています。
そこで欲しいのが、小さなアクセサリートレイ。Francfrancの「シェル アクセサリートレイ」は、透明なガラスでできた貝殻型です。
幅14cmほどなので、大げさなジュエリーボックスではありません。今日つけていたピアス。指輪。腕時計。そのくらいを一晩置くのにちょうどいい。
洗面台に「一時置き場」がひとつあると、ものが迷子になりにくい。

洗面台の小物をさらりと整える、貝殻モチーフのトレイ。透明感のあるクリアなデザインが、朝の準備時間をほんのり上質に変えてくれます。
しかも空っぽのときも、普通にかわいい。ここは重要です。収納用品なのに、何も入っていないときのほうが素敵だったりします。
実用品とオブジェの間くらいの雑貨です。
Fadul スタンディングミラー朝の顔は、少し近くで見たい
洗面台には大きな鏡があります。だから、小さな鏡なんていらない。……と思っていたのですが、一度置くと結構便利です。
KEYUCAの「Fadul スタンディングミラー」は、正方形の等倍ミラーと、丸い3倍鏡の組み合わせ。本体はクロームメッキとステンレスの鏡面仕上げで、かなりすっきりしています。
眉。アイメイク。コンタクトレンズ。「もうちょっと近くで見たい」というときに、大きな鏡へ顔を近づけなくてもいい。
そして使わないときも、洗面台の端に小さな鏡がひとつある景色が結構好きです。
機能のために置いたものが、そのままインテリアになる。洗面所では、こういうものがいちばん嬉しい。
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洗面台に置くと日常が整う、そんなコンパクトなスタンディングミラー。角度調整できるデザインなら、朝の身支度のちょっとした工夫が生まれそうです。
等倍鏡は12.5cm角、3倍鏡は直径12cm。場所を取りすぎないサイズです。
EKOLN 歯ブラシホルダー洗面台にも、小さな色をひとつ
洗面台の雑貨を選ぶと、気づけば全部白くなります。白い洗面ボウル。白い収納。白いタオル。確かにきれい。でも、少しくらい色があってもいい。
IKEAの「EKOLN(エーコルン) 歯ブラシホルダー」は、ベージュだけでなく、ダークイエローやライトグレーターコイズなどの色があります。私ならダークイエロー。
歯ブラシを入れてもいいし、メイクブラシを数本立ててもいい。
小さいので、「洗面所を黄色にする」のではなく、「黄色がひとつある洗面所」にできる。この違いは結構大きいと思っています。

シンプルな北欧デザインながら、毎日使う歯ブラシをすっきり収納できる。洗面台の空いたスペースに置くだけで、日常の小さなストレスが減ります。
家具を買い替えなくても、壁を塗らなくても、小さな器ひとつで雰囲気は変わります。こういう色の入れ方なら、飽きたらまた変えればいい。雑貨で遊ぶなら、そのくらい気軽でいいんです。
目隠し歯ブラシ&チューブスタンド タワー見せる日と、見せたくない日がある
ここまで「好きなものは出しておこう」と言ってきました。でも。歯磨き粉のチューブまで毎日美しく見えるかというと、そうでもありません。
使いかけ。ちょっと潰れている。家族それぞれ違う色。これはこれで、ものすごく暮らしです。
山崎実業の「目隠し歯ブラシ&チューブスタンド タワー」は、歯ブラシ5本と歯磨き粉2本をまとめて置けるスタンド。
面白いのは、隠したくなったら、くるっと裏返せばいいこと。

歯ブラシやチューブをスッキリ一括収納でき、洗面台をすっきり整える定番アイテム。シンプルで清潔感のあるデザインは、どんな洗面空間にもなじみやすい。
普段は取り出しやすい向き。来客時は反対向き。全部を収納棚へ移動させる必要がありません。これ、かなり現実的です。
雑貨の写真みたいな洗面台を毎日維持する必要はない。暮らしはちゃんとある。でも、必要なときだけ少し整って見えればいい。
トレーを外して洗えるので、歯ブラシまわりで気になるお手入れもしやすくなっています。
洗面台は、完璧に片付いていなくてもいい
洗面台の素敵な写真を見ると、ものがほとんどありません。
ボトルが二本。
タオルが一枚。
小さな植物。
以上。どうやって生活しているんだろう、と思うことがあります。
実際の洗面台には、もっといろいろあります。歯磨き粉も必要。コンタクト用品も必要。ヘアオイルもある。朝使ったものが、まだ出ていることだってあります。
だから全部を消す必要はないと思っています。
透明なボトルをひとつ。
好きな色の歯ブラシホルダーをひとつ。
ピアスを置く小さなトレイ。
ちょっと気に入った鏡。
それくらいで十分です。
朝、眠たい顔で洗面台に立ったとき。夜、「もう寝よう」と歯を磨いているとき。毎日何度も見る場所に、ひとつくらい「これ、かわいいな」と思えるものがある。
洗面台を整える理由って、本当はそのくらいでいいのかもしれません。
