在宅ワークを始めたころ、机の上にはパソコンしかありませんでした。これなら散らからない。仕事にも集中できそう。かなり理想的です。
ところが数日すると、充電ケーブル。イヤホン。メモ帳。マグカップ。リップクリーム。昨日の会議で使った資料。いつの間にか、普通に暮らし始めます。
考えてみれば当然なんですよね。会社のデスクと違って、在宅ワークの机は家の中にあります。仕事が終わっても消えてくれません。
だから私は、在宅ワークの机は「仕事だけしやすい」より、
そのくらいがちょうどいいと思っています。
今年のデスクまわりを見ていると、白や黒だけで全部を整えるより、ブライトオレンジやグレーグリーン、マーブル柄など、小さく色や素材感を入れられるものがかなり楽しい。
今回は、収納、照明、飲みもの、配線まで。一日何時間も座る机を、少しだけ「ここで仕事しようかな」と思える場所にしてくれるものを選びました。
ELLOVEN モニタースタンド 引き出し付きモニターの下は、ちゃんと使える
在宅ワークの机で意外ともったいないのが、モニターの下。画面があります。その下には、何もありません。でも机の上には物がいっぱい。少し不思議です。
IKEAの「ELLOVEN(エロヴェン) モニタースタンド 引き出し付き」は、モニターを少し高くしながら、その下を収納に変えてくれるアイテム。そして2026年には、ブライトオレンジが新しく登場しています。
これがかなりかわいい。在宅ワーク用品というと白、黒、グレーになりがちなので、モニターの下だけオレンジ。そのくらいの色の入り方なら、仕事机でも取り入れやすいと思います。

モニターの下のデッドスペースを引き出し収納に活かせるスタンド。デスクの上をすっきり整理しながら、毎日目に入る視線の高さを少し上げることで、在宅ワークの環境がぐんと整った印象に変わります。
引き出しにはペン、付せん、USBメモリ、イヤホンなど細かいものを。仕事が終わったら、とりあえず全部入れる。机の上が一度リセットされます。
モニターの高さを少し上げながら、デスク上に引き出し収納を追加できます。「収納用品を横に置く」のではなく、すでに使っているモニター下の空間を使えるのが大きなポイントです。
デスクが白や木目中心なら、今年らしいブライトオレンジをアクセントに。仕事道具を極力目立たせたくないならホワイトやチャコールが合わせやすいです。
ノートパソコンだけで仕事をしている場合は、モニタースタンドではなくノートPC用スタンドを選ぶほうが使いやすいので、自分が普段どの画面を見ているかから考えたいところです。
RÖDFLIK デスクランプ仕事用の照明にも、好きな色があっていい
夕方になると、急に画面が見づらくなることがあります。部屋の照明はついている。でも手元だけ、なんとなく暗い。そこでデスクランプ。
IKEAの「RÖDFLIK(ロードフリーク)」は、昔の工業用ランプを思わせる少しレトロな形。グレーグリーンの本体に、黄銅色の小さなディテールが入っています。
私はこの色がかなり好きです。いかにも「仕事用照明」という感じがしない。でもランプヘッドの角度を変えて、手元へ光を向けることができます。
ちゃんと働く道具なのに、仕事が終わったあとも普通のインテリアとしてそこにいてくれる。在宅ワークでは、ここが結構大事だと思っています。

落ち着いたグレーグリーンの色合いが、デスク周りに自然なぬくもりをもたらすランプ。長時間の作業も目に優しく、仕事効率も整える一台です。
手元へ光を向けやすい可動シェードと、ホーローのような光沢感のあるデザインが特徴。グレーグリーンだけでなくライトベージュもあり、部屋の雰囲気に合わせて選べます。
オンライン会議で顔を照らすためのライトではなく、資料を読んだりノートを書いたりする手元照明向けです。
パソコン作業だけなら明るさを抑えめに。紙へ書く仕事が多いなら、しっかり手元を照らせる電球を選ぶ。ランプ本体だけでなく、自分が仕事中に何を見ている時間が長いかで明るさも決めたいところです。
テーブル横スマートフォン&コップホルダー タワーマグカップを机の外へ出してみる
在宅ワークの机で、個人的に一番怖いもの。コーヒーです。パソコン。キーボード。その横に、たっぷり入ったマグカップ。毎日かなり大胆な配置をしています。
山崎実業の「テーブル横スマートフォン&コップホルダー タワー」は、そのマグカップを机の横へ逃がせるホルダー。調節ネジでデスクの天板へ取り付けます。
コップの隣にはスマートフォン用スペース。しかも下から充電ケーブルを通せるので、スマートフォンを入れたまま充電できます。
これ、在宅ワークにはかなり理にかなっています。机の上から、マグカップ。スマートフォン。二つが消える。
ものを整理するより、机の外へ一度出してしまうほうが早い。そんな収納です。

デスク横に付けるだけで、スマートフォンと飲みものの定位置ができる。散らかりやすい机の上をスッキリさせながら、作業の合間にちょっと手を伸ばして情報をチェックできる配置が、働きやすい環境づくりに活躍します。
デスクの天板を使わず、側面に収納場所を追加できるところが特徴。コップ部分には縁があり、スマートフォン側には充電ケーブル用の穴もあります。
取り付けできる天板は厚さ1.2〜4cmなど条件があるので、購入前にデスクを測っておきたい商品です。
飲みものをよく倒しそうになる人はもちろん、仕事中ついスマートフォンを触ってしまう人にも。手元から20cm離れるだけでも、意外と存在を忘れます。
デスク下天板ケーブルラック タワー ロング机の下で絡まっているものを、全部まとめる
在宅ワークの机は、ケーブルが増えます。パソコン。モニター。スマートフォン。デスクライト。イヤホン。気づけば机の下に、何かの根っこのようなものができています。
山崎実業の「デスク下天板ケーブルラック タワー ロング」は、電源タップやACアダプター、HDDなどを天板の裏へまとめられるラック。幅63.5cmあるロングタイプなので、充電器が複数あるデスクにも対応しやすいサイズです。
カバーが付いているので、下から見ても配線が丸見えになりません。底には穴があり、熱がこもりにくい構造になっています。
ケーブルをきれいに見せるというより、ケーブルそのものを視界から消す。このほうが私には合っています。

デスクの下にケーブルと電源タップをすっきり収納できるラック。配線が机の上に散らばらず、在宅ワークの環境がぐんと整頓しやすくなります。
電源タップだけでなく、大きめのACアダプターやHDDもまとめられるロングサイズ。机の裏に木ネジで固定するほか、置いて使うこともできます。
パソコン一台とスマートフォン充電だけなら、ここまで大きなラックは必要ないかもしれません。
外部モニター、スピーカー、ライトなど、コンセントを4〜5個以上使っている人向け。また木ネジで固定する場合は、天板の厚みや素材に条件があるので必ず確認を。家具への穴あけを避けたいなら、床置きタイプのケーブルボックスも候補です。
Marbled ペントレイよく使うものだけ、ちゃんと置いておく
仕事中、ペンを一本使います。その横に蛍光ペン。USBメモリ。イヤホン。リップ。だんだん仲間が増えます。
HIGHTIDEの「Marbled ペントレイ」は、そんな小さなものをまとめる細長いトレイ。マーブル柄で、グレー、ブラック、マスタード、ネイビー、ダークグリーン、アイボリーなどから選べます。
ペントレイですが、ペン専用にする必要はありません。今日使うものだけ置く。それでいい。
私はダークグリーンかマスタードが気になります。仕事机に色を入れたいけれど、オレンジのモニター台までは勇気が出ない。そんな人にも、このサイズなら簡単です。
デスク全体をおしゃれにするのではなく、小さな一角だけ好きにする。これくらいが続きます。
この商品(HIGHTIDE Marbled ペントレイ)をオンラインで探す
メラミン製のマーブル柄で、柄の出方には一つずつ個体差があります。細長い形なので奥行きを取りにくく、デスク上へ置きやすいトレイです。
机の上のものを全部入れようとしないこと。今日使うペン、イヤホン、USBメモリなど、3〜4点くらいの「一軍」だけを置くのがおすすめです。
収納量が必要なら、ペントレイではなくデスクオーガナイザーを選んだほうが使いやすくなります。
ポリプロピレンデスク内整理トレー引き出しを開けたときまで、仕事を散らかさない
机の上をきれいにした結果、全部を引き出しへ押し込む。これもよくやります。見た目は完璧。引き出しを開けると大変です。
無印良品の「ポリプロピレンデスク内整理トレー」は、サイズ違いを組み合わせて引き出しの中を仕切れる定番。
付せん。クリップ。充電ケーブル。印鑑。SDカード。それぞれに小さな住所を作ります。
無印良品自身も、デスク周りでは細かく仕切った引き出しを使ってケーブルやガジェットを整理する方法を提案しています。
机を片付けるというより、「探さなくていい状態」を作る。在宅ワークでは、このほうが効きます。
この商品(無印良品 ポリプロピレンデスク内整理トレー)をオンラインで探す
複数のサイズがあり、引き出しの大きさや入れるものに合わせて組み合わせられます。仕切り板も使えるため、小さな文房具やガジェット類を細かく分けることができます。
先にトレーを買ってから「何を入れよう」と考えないこと。まず引き出しの中身を全部出す。よく使うものを種類ごとに分ける。最後に必要なサイズを選ぶ。
地味ですが、この順番のほうが余計な収納用品が増えません。
TO GO TUMBLER 360ml プラグ付コーヒーの居場所も、ちゃんと決めておく
在宅ワークをしていると、飲みものの回数が増えます。朝のコーヒー。昼前にもう一杯。午後のお茶。夕方、またコーヒー。気づけばマグカップが二つ机にあります。
KINTOの「TO GO TUMBLER 360ml プラグ付」は、仕事机に置くタンブラーとして使いやすいサイズ。真空二重構造のステンレス製で、蓋には回転式のプラグが付いています。
もちろん、普通のマグでもいい。でも仕事中の飲みものは、冷めたり、倒しそうになったり、会議が始まって飲めなくなったりします。蓋付きのタンブラーにしておくと、少し気が楽です。
そして、毎日かなり長い時間目に入るものなので、性能だけではなく、机に置いたときに好きかどうか。ここも結構大事だと思っています。

プラグ付きで液体がこぼれにくく、デスク周りをスマートに保ちながら、温かい飲み物を長時間楽しめる。シンプルで洗練されたデザインは、仕事のパートナーとして机の上に置きたくなる存在感があります。
360mlという大きすぎない容量と、デスクでも使いやすい蓋付きのつくり。名前や文字を入れるカスタマイズにも対応しています。
一杯のコーヒーを飲みきるなら240ml。仕事中に少しずつ飲むなら360ml。冷たい飲みものをたっぷり入れるなら480ml。
在宅ワークでは持ち歩きやすさより、一回席に着いたらどのくらい飲むかで容量を決めると使いやすいです。
在宅ワークの机は、“仕事が終わる”ことも大事
在宅ワークで難しいのは、仕事を始めることより、仕事を終わらせることかもしれません。
会社ならパソコンを閉じて、席を立つ。電車に乗る。家へ帰る。その間に、だんだん仕事が終わっていきます。
でも家では、パソコンを閉じる。一歩歩く。家です。切り替えがものすごく短い。
だからこそ私は、机を整えることは仕事中だけの話ではないと思っています。仕事が終わったら、
ペンをトレイへ戻す。
資料を引き出しへ入れる。
スマートフォンをホルダーから取る。
タンブラーをキッチンへ持っていく。
ランプを消す。
それが小さな終業式になります。
2026年のIKEAを見ると、新しいブライトオレンジのモニタースタンドのように、仕事用品にも以前より気軽に色を入れられる選択肢が出ています。一方、HIGHTIDEやDULTONには昔から、仕事道具そのものを雑貨として楽しめるトレイや小物がたくさんあります。
在宅ワークだからといって、自宅を会社みたいにする必要はありません。むしろ家だから、好きな色のランプを置く。お気に入りのトレイを使う。飲みものも好きなタンブラーに入れる。
そうやって、働く場所の中にも自分の好みを少し残しておく。仕事がものすごく楽しくなるわけではありません。月曜日が金曜日になるわけでもありません。
でも朝、「まあ、ここでやりますか」と思える机なら。在宅ワークの場所としては、かなりいい机だと思います。
